さんまの名探偵 第4部
ここまできて捜査に行き詰ってしまいました…
大阪へ帰って、今まで行ったところを一通り見て回りましょうか。
もしかしたら何か新しい発見があるかもしれませんし…
道頓堀
「おや、さんちゃん。こりゃ奇遇やなあ」
さんま「紳助!おまえに会いたかったのや!」
一番怪しいにもかかわらず、今まで一度も会うことができなかった人物…
それがこの紳助でしたね。
何を聞いてもとぼけたままで、まともに答えようとしないのですが…
さんま「ともかく、事務所まで来てくれる?」
紳助「いやなこった、じゃな」
…逃げ出してしまいました。ここは後を追うべきでしょう。
さんま「ぜい…ぜい…やっと捕まえた…。大金を手に入れるって話やな?」
紳助「ぎくっ! わいの儲け話、どっから聞いたんや?」
さんま「ダイヤ売るんか?」
紳助「ダイヤ?…そんなん知らん言うとるやないけ!!
…これから大事な用があるんや… あっ、あそこにまりこちゃんがおるで!」
さんま「えっ?どこ?どこ?
…あら? 紳助また逃げてしもうた」
今度はもうどこへ行ってしまったかわかりません。
仕方ないのでよそへ行きましょう…と思ったそのとき、
さんま「いま悲鳴が聞こえなかった? あそこの家や!行ってみよ!」
さんま「どひゃー!!!紳助が死んどるやないか!!!
おまけにダイヤが落ちとるで… こ、こりゃあアフリカの星!!!」
…とりあえず、まずはアフリカの星を持って、
それから…死体のそばにある手紙を読んでみましょう。
さんま「なになに…
『ダイヤを盗んでいるところを文珍さんに見られて、つい殺してしまった。
世間の人に申し訳たたんから、死んでお詫びする』…やて!
これは遺書や!…とっとこ。
けど、紳助のやつ、ほんまに自殺したんやろか?どうも怪しい…」
確かに…直前のあの態度からいって、自殺などするとは思えません。
ここはやはり「誰かに殺された」と考えるべきでしょう。…しかし誰が何のために?
結局また地道な調査のやり直し、謎は増える一方ですか…。
そして再びクラブポピー。やはりここが一番気になるんですけど…。
前回来たときは確かエミコという女の子が相手してくれたと思うんですが、
今度はエミという女の子に変わっていました。
さんまとエミちゃんが話をしていると、突然とんでもない方向へ…
エミ「ちゅば…ちゅば…うふん…」
さんま「むひょー…でへでへ…」
エミ「…さんまさん、ごめん」
バキ!ガス!バゴ!
さんま「き、君、何すんねん…あーれー…」
さんま「ワナやったんや!閉じ込められてしもうた!!」
この部屋、もちろんカギがかけられていて出れませんし、
窓にも丈夫な鉄格子がついていますから、窓から逃げるのも無理でしょう。
しかしよく見ると、ドアの横にナンバーロックの装置がついています。
4桁の数字を入れれば開く…のでしょうか?
そうこうしているうちに、差し入れの食事が出てきました。
一応食べていたら、皿の裏に
「シローの言ったこと思い出せ」
と書いてありました。
シローが言っていたことといえば、ハヤブサという言葉のことでしょうか?
つまり…、ハヤブサという言葉を数字4桁に置き換えて、それを入力しろと?
ハ…はおそらく8でしょう。ヤも8で、
ブがよくわかりませんが…2?そしてサは3でしょうから…
とにかく8823と押してみましょう。
そうすると…ドアが開いて…
「さすがさんまや、よく脱出できたな。
ここは実はわいのアジトなんや。そしてわいが闇の帝王や」
さんま「のりお兄さん、なに冗談言ってますのや」
のりお「冗談やない。
芸人西川のりおとは世を忍ぶ仮の姿、わいこそ、世界を救う闇の帝王や」
さんま「やっぱりそうやったんか」
のりお「おまえら、例のダイヤを持ってるはずや。
そしてここに、おまえらもご存知の、ピューマがある。
ここには古代の秘宝の謎が隠されているはずや。
シローのドジで失敗したが、わいがアフリカの星を手に入れたかったのは、古代の秘宝のためや。
さんま、この謎を解いてくれ!」
と言われても…まだ殺人事件を解決できてないのに…
ここは断っておいた方がいいでしょう。
そうするとアフリカの星を置いていけと言われますが…
これはもう仕方ないでしょう。監禁されている身なので、選択の余地はなさそうです。
アフリカの星を渡すと、かわりに何かの契約書をもらうことができます。
さんま「これは…密輸の契約書や!
名前の部分が切り取られてるけど…たぶんあいつらのやろ」
この密輸の契約書は、つまり、チャタが密輸をしたという証拠です。
見せても最初は知らないふりをしていますが…
知らないはずがありません。実力行使で無理やり吐かせましょう。
これでようやく、チャタと組んで密輸をした人物…
文珍を殺し、おそらく紳助も殺したであろう、真犯人の名が出てきます。
真犯人がいるはずの場所…誰もいません。まさかもう逃げられてしまったのでしょうか?
しかしまだ謎は残っています。とりあえずここを調べることにしましょう。
後ろにあるものを押したり回したり、いろいろやっているうちに…
さんま「ややややや!階段が現れた!地下に通路が続いとる!
ここは入っていくっきゃない!」
さんま「こんな部屋があったんや! わっ、床に血の跡があるで!」
この部屋にはドアが1つ、それと金庫がありました。
ドアを開けてもすぐ壁になっていて、先に進むことはできません…
ひとまず金庫を開けて、中を調べてみましょう。
さんま「何かあるで、読んでみっか…なになに…
『あのことを黙っていてほしければ4月8日までに1億円用意しろ』…
脅迫状や!!!
4月8日!?紳助が死んだ日やないか。 俺はだんだんわかってきたで」
さらに金庫の中を調べると、ドアのノブのようなものがありました。
これを回すと、ドアの向こうで何か動く音が…。
どうやらドアの向こうにあった壁がなくなったようです。
ドアを開けて先に進むと、そこは…
「やれやれ、ここまで辿り着かれてしまったか。おまえらもなかなか捨てたもんじゃないな」
真犯人を捕まえることができれば、感動のエンディングとなります。
お疲れさまでした。